<Header>
<Author: 王維>
<Title: 送劉司直赴安西>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 唐詩選　上>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 漢文無假名>
<style2: 日本漢文訓讀無假名標注>
<TranslatedTitle: 劉司直の安西に赴くを送る >
<BookPage: 201>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
絕域陽關道，
胡沙與塞塵。
三春時有雁，
萬里少行人。
苜蓿隨天馬，
葡萄逐漢臣。
當令外國懼，
不敢覓和親。
<End Poem>
<Translation>
遠い遠い安西に行くには陽關を通過しなければならない。あのあたりは沙漠つづきで、要塞のあたりは黄塵がたちこめている。春になってもまだ寒いから、雁が飛ぶのを見かけることもある。萬里の道を行くのにめったに往來の人にも出逢わないさびしさだ。しかし昔、李廣利は太宛を討って善馬とうまどやしとを持ち返った。また張騫は西域に使して使命を果たし、歸り途には葡萄など當時中國にはなかった植物をとってきた。いやしくも中國の國家を代表して出張する以上、わが威力を發揮すべきであって、外國がわが國をおそれるようにしなければならない。いたずらに低姿勢で彼らの御機嫌をとって和親の策に出るようなことでは困る。
<End Translation>
<Formatted Translation>
遠い遠い安西に行くには陽關を通過しなければならない。
あのあたりは沙漠つづきで、要塞のあたりは黄塵がたちこめている。
春になってもまだ寒いから、雁が飛ぶのを見かけることもある。
萬里の道を行くのにめったに往來の人にも出逢わないさびしさだ。
しかし昔、李廣利は太宛を討って善馬とうまどやしとを持ち返った。
また張騫は西域に使して使命を果たし、歸り途には葡萄など當時中國にはなかった植物をとってきた。
いやしくも中國の國家を代表して出張する以上、わが威力を發揮すべきであって、外國がわが國をおそれるようにしなければならない。
いたずらに低姿勢で彼らの御機嫌をとって和親の策に出るようなことでは困る。
<End Formatted Translation>